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クルマ・技術
マツダ、『プレマシー ハイドロジェンRE ハイブリッド』第一号車を岩谷産業株式会社に納車
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、ハイブリッドシステムを搭載し、水素を燃料として走行する新型水素ロータリーエンジン車『マツダ プレマシー ハイドロジェンRE ハイブリッド』を、エネルギー関連企業の岩谷産業株式会社にリース販売を行い、本日納車いたしました。
『マツダ プレマシー ハイドロジェンRE ハイブリッド』は、従来の『RX-8 ハイドロジェンRE』で開発した水素とガソリンの両方を燃料に使えるデュアルフューエルシステムに加え、新しくハイブリッドシステムを採用することにより大幅に走行性能を向上させるとともに、水素での航続距離も2倍の200kmを実現しています。
岩谷産業株式会社への水素ロータリーエンジン車のリース販売は、2006年3月に納入した『RX-8 ハイドロジェンRE』に続いて2台目となります。今回納車された車両は、岩谷産業株式会社中国支社にて業務等に活用された後、JHFC関西空港水素ステーションを中心として関西国際空港などで使用される予定です。
開発担当主査の柏木 章宏(かしわぎ あきひろ)は、「長年にわたりクリーンな水素エネルギーの普及に取り組んでこられた岩谷産業株式会社殿に、新たな水素ロータリーエンジン車を納車できたことを大変嬉しく思います。お客様からのご意見を参考に、今後も水素ロータリーエンジン車のさらなる改善を進め、水素エネルギー社会の実現に貢献していきたいと思います」と語りました。
マツダはこれからも『サステイナブル“Zoom-Zoom”宣言』に基づき、走る歓びと環境・安全性能が調和した、進化する“Zoom-Zoom”の世界を追求し、『見て乗りたくなる、乗って楽しくなる、そしてまた乗りたくなる』クルマづくりを目指していきます。
『マツダ プレマシー ハイドロジェンRE ハイブリッド』の主要諸元は以下の通りです。
<ご参考>マツダの水素自動車開発の歩み
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